3−1、乳輪の壊死の原因について
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壊死一般について、どのような原因が考えられるか。
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本件壊死の原因として考えられるものは何か。
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その根拠となる医学的所見は何か。
3−2、インフォームドコンセントについて
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本件手術について、術前のインフォームドコンセントは充分なものであったか。
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実際の手術時間/出血量/切除範囲が、事前の説明と大きく異なっていることを鑑みて、本件手術におけるインフォームドコンセントは、本来の役割を果たしたものと考えるか否か。
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壊死のリスクについて、主治医から「殆ど想定しなくてよい」「リスクとしては限りなく少ない」という説明を複数回に渡って受けたが、それは適当なものであったか。
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全身麻酔後に、術前に行ったデザインを変更して切除範囲を変えたが、切除範囲の変更にはインフォームドコンセントによる事前同意が必要ではないのか。また手術後に、「切除範囲を変更した」という報告が行われるべきではなかったか。
3−3、術式及びその変更について
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大阪医科大における乳房切除の術式は、どのような判断によって決定されたのか。
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その判断は、患者の満足度、生活の快適度など、当事者の利益に配慮されたものであったのか。埼玉医科大等の先行する事例を検討した上でのものであったか。
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本件術式よりリスクの少ない術式があり得たか。
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本件術式は、私、ヨシノユギにふさわしいものであったか否か。そのように判断する理由は何か。
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本件手術では手術前日に術式の変更を提案されたが、そのような行為を妥当と考えるか。
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本件手術では、全身麻酔後、切開部分のデザインを変更して切除部分を広げることとしたが、このような変更は患者の同意なしに行えるものなのか。手術続行の判断をした理由は何か。
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切除部分を広げることに伴って、リスクの変動があったか。
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事前の説明における手術時間/出血量/切除範囲と、実際の手術時間/出血量/切除範囲には乖離が生じているが、その理由は何か。何故、より正確な内容を予想することができなかったのか。
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術前/術後の説明を通じ、執刀医からは一貫して「簡単な手術だった」「一般的な形成外科医であれば執刀可能」という見解が示されていたにも関わらず、壊死という結果を引き起こしたことについてどう考えるか。
3−4、術後管理について
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本件において、術後管理の方法、回数は必要十分であったか。
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外来診療の際、「治りが悪い」「抜糸が遅れる」という主治医の見解が示されたが、その後も週1回通院の指示が変わらなかったことは妥当か。
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壊死が認められた場合、どのような処置が考えられるか。
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本件における処置は適正であったか。
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適切な術後管理が行われた場合に乳輪の壊死が避けられた可能性はあったか。
3−5、今後の治療方法について
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本件の場合、乳輪再建は可能か。どのような方法が考えられるか。
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再建をしなかった場合、外貌にはどの程度の痕跡が残るか。
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再建を行った場合、外貌にはどの程度の痕跡が残るか。
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皮膚移植による乳輪再建を行う場合、その費用、その後の経過にかかる期間はどの程度か。
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入れ墨による乳輪再建を行う場合、その費用、その後の経過にかかる期間はどの程度か。
3−6、ジェンダークリニックの組織実態と、本件への対応について
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本件手術にあたって、乳房切除手術の経験がある形成外科医が1人という、ジェンダークリニックのメンバー構成が適当なものであったと考えるか。その理由は何か。
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乳房切除の手術経験が20例程度の医師が執刀医になり、中心的な役割を果たすことは適当であったか。
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ジェンダークリニック内で、本件手術における精神科と形成外科の情報共有はどのように行われていたのか。その方法を適当と考えるか。
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術前/術後通じて、精神科によるケアを一切受けることができなかったが、何故このような事態が起こったのか。ガイドライン第3版における「身体的治療と精神的治療の連携」を、どのように実質化していく方針を持っていたのか。
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精神的ケアの不在によって起こった不利益は、ジェンダークリニックの連携ミスによるものと認めるか否か。
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本件壊死の原因究明をどのように行う予定か。
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入院から壊死の診断、現在までの対応を通じて、病院側として自認する問題点は何か。
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入院から壊死の診断、現在までの対応を通じて、私、ヨシノユギに対して何らかの損害を被らせたと考えているか否か。その内容とその理由は何か。
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入院から壊死の診断、現在までの対応を通じて、どの点について病院側の責任を認めるか。また私、ヨシノユギに対して、その責任をどのように表明し、対応するつもりがあるか否か。