ヨシノユギについて


〈ヨシノユギ〉

 1982年生まれ。
 立命館大学文学部卒業、文学研究科修了。先端総合学術研究科在学中。

 男女という制度やジェンダー規範への疑問から、「男女」への同一化や埋没を望まない。
「GID」や「FTM」(Female to Male)といった呼称は、手術のための「ツール」として戦略的に使用するという姿勢をとっているため、それらのカテゴリを積極的に名乗ったり支持したりするタイプではない。

  ヨシノが書いたものや、活動の写真等はブログの記事にあります。
「性同一性障害/GID」に対しての個人的なスタンスや、考え方を知りたい方は
   





〈本人の言葉〉

「大阪医大に対して、一連の対応についての質問状を提出したところ、一ヶ月後に『過失は一切ない』という回答が返ってきました。また、その後の診察では、形成主治医から『この回答を出すことで決別するかもしれないと考えた』という言葉を聞きました。大阪医大は、わたしという患者を見捨てても良いと判断したのでしょう。一体GID医療は誰のためのものなのでしょうか。真実を知るために、満身創痍の患者が更に戦わなくてはいけないことにも強い憤りと理不尽さを感じています。
 わたしは医療の礎として『犠牲』になりたくはありません。希望を抱いて手術を受けた患者が、逆に絶望に追い込まれるということも、二度とあってはならないと考えています。
 ひとりの人間の尊厳すら守られないこの状況を、決して許容しないと示すためにも、私はこの闘いをやり遂げたいと思います。どうか皆様のご支援とご協力をよろしくお願い致します。」


Photo by [c]Tomo. Yun
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